part0,1(p13〜p154)は「自分にしみついた古い考え方を手放すための小話」だったので、身につまされる内容でした。特別に新しい知識が手に入るわけではないけど、これらのエピソードはよく陥りがちだから気をつけようと感じました。
part2,3(p155〜346)は「D.カーネギー『人を動かす』」と同じような話で、「心理的安全性を作ろう」「傾聴力がリーダーに必要」「認知バイアスに騙されるな」など、ビジネス書に頻出する話でした。ビジネス書をあまり読まない方ほど、この本から得るものが大きくなると思う。
part4のchapter11(p349〜p376)は、「自分の得意分野や興味は常に変わるのだから、キャリアの一貫性を保つことにこだわるな」という話。もし人生設計の話に興味があるのなら、それだけを重点的に扱っている本を読んだ方がいいと思います。本書のテーマである「再考」というツールを人生設計にも押し当てただけのように感じた。
(本をよく読む方へ:この本の要点は、p388〜p399にまとめてあるので、先にそこを立ち読みすることをおすすめします)

THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す
Audible版
– 完全版
本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)
ニューヨーク・タイムズNO.1ベストセラー!
邦訳版シリーズ累計25万部突破!
『GIVE & TAKE』『ORIGINALS』に続く最新刊。
世界的な組織心理学者が解き明かす「思い込みを手放し、発想を変える」ための方法。
「知っているつもり」がもたらす知的な怠慢――。
学び続ける人の指針がここにある!(監訳者・楠木建)
【著者より】
人は疑うことの不快感よりも、確信することの安心感を好む。既存の考え方を新たな観点から
見つめ直すことがいかに大事であるか、それを伝えるのが本書の目的である。
☆牧師、検察官、政治家――誰もが持つ「三つの思考モード」
☆なぜ「過ちに気づく」ことはスリリングな経験なのか
☆「熱い論戦」(グッド・ファイト)を恐れるな
☆「挑戦的なネットワーク」――耳の痛い意見がもたらすもの
©アダム・グラント/楠木建 (P)2022 三笠書房
- 再生時間12 時間 21 分
- 配信日(Audible)2022/6/28
- 言語日本語
- ASINB09XWDM49Z
- バージョン完全版
- フォマットオーディオブック

Audible会員プラン 無料体験
¥0¥0
Audible会員プラン 無料体験
¥0¥0
- Audible会員は対象作品が聴き放題
- 12万以上の対象作品が聴き放題に
- 無料体験後は月額 ¥1,500¥1,500 。いつでも退会できます
Audibleが販売・配信します。
AudibleはAmazonの関連会社です。
AudibleはAmazonの関連会社です。
単品購入する
¥3,500¥3,500
単品購入する
¥3,500¥3,500
ボタンを押すと注文が確定し、 Audibleの利用規約 に同意し、お客様が指定されたクレジットカードまたは登録されているその他のカードに対して請求されることに同意をしたものとみなされます。支払方法及び返品等については上記リンクよりご確認いただけます。プライバシー規約は こちら からご確認いただけます。
Audibleが販売・配信します。
AudibleはAmazonの関連会社です。
AudibleはAmazonの関連会社です。
このタイトルをチェックした人はこんなタイトルもチェックしています
ページ 1 / 1最初に戻るページ 1 / 1
- Audible版
- Audible版
- Audible版
- Audible版
- Audible版
登録情報
再生時間 | 12 時間 21 分 |
---|---|
著者 | アダム・グラント, 楠木 建 |
ナレーター | 森島 雄司 |
配信日(Audible.co.jp) | 2022/6/28 |
制作 | 三笠書房 |
フォマット | オーディオブック |
バージョン | 完全版 |
言語 | 日本語 |
ASIN | B09XWDM49Z |
Amazon 売れ筋ランキング | - 1,249位Audibleブック・オリジナル (Audibleブック・オリジナルの売れ筋ランキングを見る) - 134位マネジメント - 1,404位マネジメント・人材管理 - 13,538位投資・金融・会社経営 (本) |
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.4
4.4/5
337 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年1月21日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2022年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
将来への不安を感じ、私の古い考えを変えようと、願いをこめて思いで本書を購入した。
結論!凄く面白かった。そして人生最高の学びになりました。
一番感じたところは、本書の一章で触れられているスティーブ・ジョブズのエピソードです。
アップルが時価総額世界一の会社になったのは、iPhoneの大成功にあったのは皆さんもご承知だと思います。
しかしなんとジョブズはこのiPhoneを販売するのに大反対だと記載がありびっくりしました。
2004年、アップルのあるチームは携帯電話を開発するという提案をジョブズに持ち込みました。
その時ジョブズはチームを罵倒しまさた。
「なんのために、そんなばかげたことをするんだ?
冗談もほどほどにしろ」
そもそもジョブズは携帯電話業界に不信感を抱いていていました。
通信キャリアが課す制限の中で製品をデザインするのは、彼にとって堪えがたいことでした。
通話が途切れたり、ソフトウェアがクラッシュしたりすると、いら立ちのあまり自分の携帯電話を叩きつけて粉々にしたこともあったといいます。
「絶対に携帯電話はつくらない」
と何度も公言していました。アップルのチームは、自分たちの提案をアイデンティティから分離する戦略でジョブズを粘り強く説得しました。
iPodが電話になっても、アップルのアイデンティティは変わらない。「既存の製品に電話機能を加えるだけですよ」と、アップルはコンピューターの会社であり続けることを約束しました。
そして、ついにジョブズはチームの提案を受け入れました。このような経緯が、2007年の製品発表会でのジョブズの「今度のiPhoneのキラーアプリは電話です」というプレゼンテーションの背景にあったということを私は本書で初めて知りました。
著者は、アダム・グラントは、デビュー作『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』は31カ国語で翻訳され、全世界で大ベストセラーになりました。
続く『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』(以上、三笠書房)も『ニューヨーク・タイムズ』紙でビジネス書の売上第1位、アマゾンUSでも第1位(企業文化)を獲得されています。
石頭の私を変えてくれるのには申し分のない実績です。
話はいまから6年前になります。まだコロナという言葉すらなかった時代です。一冊の本が私に衝撃を与えました。
それは、2016年に発刊され42万部ベストセラーLIFE SHIFT: 100年時代の人生戦略(東洋経済新報社)という書籍です。
有名な方なので読書好きなら誰でも知っていると思います。
LIFE SHIFTに書かれているように、環境や医療の進歩により我々の人生が100年計画でしっかりと準備しなくてはいけないと強く感じました。
そして、近年のコロナ社会により、 学校や職場でZoomの授業や働き方が変わり、Webの文化が急速に発達してきました。
私の古い発想をジョブズのように変えなければいけない!と本書を読み進めていくうちに強く思いました。
本書は、以下のようにパート1からパート4と具体的なその実践方法の5部構成になっています。巻末に、言葉や思想だけで終わらせないために、さらに具体的な方法を再考スキルを磨く30の秘訣として記載があります。
【パート1】自分の考えを再考する方法
【パート2】相手に再考を促す方法
【パート3】学び、再考し続ける社会
・組織を創造し続ける方法
【パート4】結論
【パート5】再考スキルを磨く30の秘訣
以下は本誌よりを理解してもらうため、各章を私なりに工夫して、詳細に記載させていただきました。ご参考にしていただけましたら幸いです。
『尚、大変厚かましお願いで恐縮ですが、一番下の欄に『参考になった』を軽く、やっぱり強くタップしていただけますと私の生きる希望になります。』m(._.)m
【パート1】
パート 1では、新たな考えを受け入れることに焦点を当てることについて記載がございます。
具体的には、先進的な考えを持った起業家でも過去にとらわれて身動きができなくなるのはなぜか、ノーベル賞受賞科学者はどのように自分の過ちを嬉々として受け止めるのか。
世界トップクラスのフォーキャスター(予測者)はどのように見通しを改めるのか、アカデミー賞を受賞した経験のある映画監督はどのように制作に奮闘するのか、などについて詳しく述べられています。
【パート2】
パート2では、周りの人に再考することを促す方法について述べられています。具体的にはディベート国際大会のチャンピオンはどのようにして議論に勝つのか、ある黒人音楽家がどのように白人至上主義者に憎悪を捨てるよう説いたのかについて詳しく書かれています。
ある医者が特別な傾聴のスキルを用いて子どもへのワクチン投与を拒む親の先入観を改めさせた話、ある女性官僚がウガンダの反政府武装勢力指導者に和平会談への参加を説得した話もあります。
そして、もしあなたがヤンキースのファンであれば、あなたをレッドソックスのサポーターに変えることができるか試してもみたいと著者はこのパートツーで語っています。
【パート3】
パート3では、生涯を通じて学び続ける社会や共同体を創造する方法についてが取り上げられています。
具体的にいくつもの例が紹介されています。例えば中絶の権利や気候変動問題です。
意見が大きく分かれる難しい社会問題について、どのように対話し、歩み寄ればいいのか、その解決に光明を投ずる研究所について紹介されています。
さらに学校では、博物館にいるような授業、大工のようにアプローチするプロジェクト学習、古くなった教科書の書き変え作業などを通じて、生徒に再考することの意義を教える教師を紹介しています。
そして職場では、NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙センターを統括し、コロンビア号の空中分解のような事故を防ぐための学習環境を築いた初のヒスパニック系女性宇宙飛行士が登場します。
そして最後に、緻密な計画を見直すことがいかに重要なことかを検証しています。
【パート4】
最後の章のパート4では、結論が書いてあります。
(視野を広げて「人生プラン」を再考する。)
【自分の考え方を再考する方法】
〜再考スキルを磨く30の秘訣〜
本書でも十分理解出来ますが、言葉や思想だけで終わらせないために、さらに具体的な方法を再考スキルを磨く30の秘訣として記載があります。
すぐに実践したい方に非常に向いています。私もすぐに一番最後に書いてある30番目の秘訣に挑戦し実行しています。
著者も自分の理論を試すために再考しようと試みましたが、カレンダーをみるとほとんどの日は予定がぎっしり詰まっていることに気がつきました。
そこで、一日に一時間の空きをつくり、考えたり学習したりする時間に充てることを決めました。
現在は、さらに週に一回、再考とアンラーニングを行なっているそうです。
私も朝散歩する時やジョギングするときに再考を取り入れると新しいアイディアが生まれてくるようになりました。
【まとめ】
最後まで、レビューをお読み下さりありがとうございます。
本書に学びの楽しさを伝えてもらい、私たちにより多くの人の知的好奇心を満たしてくれる本でした。
【レビューを終えて一言】
『私の知りたかった、思い込みを手放す方法や新しい発想についての具体的なアドバイスがもらて、もやもやしていたものがなくなりスッキリしました。著者に感謝です。』
私のように思いが強すぎて困っているみなさまに、ぜひ手に取って欲しい一冊です。
結論!凄く面白かった。そして人生最高の学びになりました。
一番感じたところは、本書の一章で触れられているスティーブ・ジョブズのエピソードです。
アップルが時価総額世界一の会社になったのは、iPhoneの大成功にあったのは皆さんもご承知だと思います。
しかしなんとジョブズはこのiPhoneを販売するのに大反対だと記載がありびっくりしました。
2004年、アップルのあるチームは携帯電話を開発するという提案をジョブズに持ち込みました。
その時ジョブズはチームを罵倒しまさた。
「なんのために、そんなばかげたことをするんだ?
冗談もほどほどにしろ」
そもそもジョブズは携帯電話業界に不信感を抱いていていました。
通信キャリアが課す制限の中で製品をデザインするのは、彼にとって堪えがたいことでした。
通話が途切れたり、ソフトウェアがクラッシュしたりすると、いら立ちのあまり自分の携帯電話を叩きつけて粉々にしたこともあったといいます。
「絶対に携帯電話はつくらない」
と何度も公言していました。アップルのチームは、自分たちの提案をアイデンティティから分離する戦略でジョブズを粘り強く説得しました。
iPodが電話になっても、アップルのアイデンティティは変わらない。「既存の製品に電話機能を加えるだけですよ」と、アップルはコンピューターの会社であり続けることを約束しました。
そして、ついにジョブズはチームの提案を受け入れました。このような経緯が、2007年の製品発表会でのジョブズの「今度のiPhoneのキラーアプリは電話です」というプレゼンテーションの背景にあったということを私は本書で初めて知りました。
著者は、アダム・グラントは、デビュー作『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』は31カ国語で翻訳され、全世界で大ベストセラーになりました。
続く『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』(以上、三笠書房)も『ニューヨーク・タイムズ』紙でビジネス書の売上第1位、アマゾンUSでも第1位(企業文化)を獲得されています。
石頭の私を変えてくれるのには申し分のない実績です。
話はいまから6年前になります。まだコロナという言葉すらなかった時代です。一冊の本が私に衝撃を与えました。
それは、2016年に発刊され42万部ベストセラーLIFE SHIFT: 100年時代の人生戦略(東洋経済新報社)という書籍です。
有名な方なので読書好きなら誰でも知っていると思います。
LIFE SHIFTに書かれているように、環境や医療の進歩により我々の人生が100年計画でしっかりと準備しなくてはいけないと強く感じました。
そして、近年のコロナ社会により、 学校や職場でZoomの授業や働き方が変わり、Webの文化が急速に発達してきました。
私の古い発想をジョブズのように変えなければいけない!と本書を読み進めていくうちに強く思いました。
本書は、以下のようにパート1からパート4と具体的なその実践方法の5部構成になっています。巻末に、言葉や思想だけで終わらせないために、さらに具体的な方法を再考スキルを磨く30の秘訣として記載があります。
【パート1】自分の考えを再考する方法
【パート2】相手に再考を促す方法
【パート3】学び、再考し続ける社会
・組織を創造し続ける方法
【パート4】結論
【パート5】再考スキルを磨く30の秘訣
以下は本誌よりを理解してもらうため、各章を私なりに工夫して、詳細に記載させていただきました。ご参考にしていただけましたら幸いです。
『尚、大変厚かましお願いで恐縮ですが、一番下の欄に『参考になった』を軽く、やっぱり強くタップしていただけますと私の生きる希望になります。』m(._.)m
【パート1】
パート 1では、新たな考えを受け入れることに焦点を当てることについて記載がございます。
具体的には、先進的な考えを持った起業家でも過去にとらわれて身動きができなくなるのはなぜか、ノーベル賞受賞科学者はどのように自分の過ちを嬉々として受け止めるのか。
世界トップクラスのフォーキャスター(予測者)はどのように見通しを改めるのか、アカデミー賞を受賞した経験のある映画監督はどのように制作に奮闘するのか、などについて詳しく述べられています。
【パート2】
パート2では、周りの人に再考することを促す方法について述べられています。具体的にはディベート国際大会のチャンピオンはどのようにして議論に勝つのか、ある黒人音楽家がどのように白人至上主義者に憎悪を捨てるよう説いたのかについて詳しく書かれています。
ある医者が特別な傾聴のスキルを用いて子どもへのワクチン投与を拒む親の先入観を改めさせた話、ある女性官僚がウガンダの反政府武装勢力指導者に和平会談への参加を説得した話もあります。
そして、もしあなたがヤンキースのファンであれば、あなたをレッドソックスのサポーターに変えることができるか試してもみたいと著者はこのパートツーで語っています。
【パート3】
パート3では、生涯を通じて学び続ける社会や共同体を創造する方法についてが取り上げられています。
具体的にいくつもの例が紹介されています。例えば中絶の権利や気候変動問題です。
意見が大きく分かれる難しい社会問題について、どのように対話し、歩み寄ればいいのか、その解決に光明を投ずる研究所について紹介されています。
さらに学校では、博物館にいるような授業、大工のようにアプローチするプロジェクト学習、古くなった教科書の書き変え作業などを通じて、生徒に再考することの意義を教える教師を紹介しています。
そして職場では、NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙センターを統括し、コロンビア号の空中分解のような事故を防ぐための学習環境を築いた初のヒスパニック系女性宇宙飛行士が登場します。
そして最後に、緻密な計画を見直すことがいかに重要なことかを検証しています。
【パート4】
最後の章のパート4では、結論が書いてあります。
(視野を広げて「人生プラン」を再考する。)
【自分の考え方を再考する方法】
〜再考スキルを磨く30の秘訣〜
本書でも十分理解出来ますが、言葉や思想だけで終わらせないために、さらに具体的な方法を再考スキルを磨く30の秘訣として記載があります。
すぐに実践したい方に非常に向いています。私もすぐに一番最後に書いてある30番目の秘訣に挑戦し実行しています。
著者も自分の理論を試すために再考しようと試みましたが、カレンダーをみるとほとんどの日は予定がぎっしり詰まっていることに気がつきました。
そこで、一日に一時間の空きをつくり、考えたり学習したりする時間に充てることを決めました。
現在は、さらに週に一回、再考とアンラーニングを行なっているそうです。
私も朝散歩する時やジョギングするときに再考を取り入れると新しいアイディアが生まれてくるようになりました。
【まとめ】
最後まで、レビューをお読み下さりありがとうございます。
本書に学びの楽しさを伝えてもらい、私たちにより多くの人の知的好奇心を満たしてくれる本でした。
【レビューを終えて一言】
『私の知りたかった、思い込みを手放す方法や新しい発想についての具体的なアドバイスがもらて、もやもやしていたものがなくなりスッキリしました。著者に感謝です。』
私のように思いが強すぎて困っているみなさまに、ぜひ手に取って欲しい一冊です。
2023年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜなぜは仕事柄よく聞いていたがどのようにまではチームの集まりでも中々意見が出づらいところ、しかしながら本書でもその重要性、考え抜かれた思考こそが価値があるものだと感じる。
固定概念を払拭する為にもこれからも読書と経験を積ませていただきます、ありがとうございました!
固定概念を払拭する為にもこれからも読書と経験を積ませていただきます、ありがとうございました!
2022年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
再考への方法論。
本書は、名著『なぜ人と組織は変われないのか』と双璧を成すかもしれない。『なぜ…』が根本的な再考を論じるのに対し、本書はできるだけ従来の大切なものを保持しながら再考する方法を論じているように見える。
その最たるものが、「自分自身への信頼」と「自分のやり方への確信」の分離。前者は変える必要がない、後者に対してのみ謙虚になろうというメッセージの、何たる心地よさ! 再考できる自分を誇ることができる、力強い自己像を維持しつつより知的になれるというところに、本書の巧みな方法論がある。
もちろん何が正解かは分からない。だが少なくとも、本書を読んで得られるものがない人はいないのではないか、そう思わせる一冊。当然の星5つ。
本書は、名著『なぜ人と組織は変われないのか』と双璧を成すかもしれない。『なぜ…』が根本的な再考を論じるのに対し、本書はできるだけ従来の大切なものを保持しながら再考する方法を論じているように見える。
その最たるものが、「自分自身への信頼」と「自分のやり方への確信」の分離。前者は変える必要がない、後者に対してのみ謙虚になろうというメッセージの、何たる心地よさ! 再考できる自分を誇ることができる、力強い自己像を維持しつつより知的になれるというところに、本書の巧みな方法論がある。
もちろん何が正解かは分からない。だが少なくとも、本書を読んで得られるものがない人はいないのではないか、そう思わせる一冊。当然の星5つ。
2022年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近、アダムグラントさんの本をよく目にするようになったので、購入。
学ぶことに焦点を当て、いろんな角度から事例紹介をしてくれてます。どの事例も大変、勉強になります。
特に、気を引き締めていかなければと思ったのが、考え直すプロセスを取り入れるということ。
一部抜粋をすると、
心理学者フィル・テトロックの
予測に必要なことは、何を知っているかよりも、どのように考えるか。
スーパー・フォーキャスターと呼ばれる人たちは、
再考サイクルを幾度も回す。
好奇心を忘れず、新しい有力な情報を探し出しては、それに基づいて予測を改める。
優秀なフォーキャスターが優秀であり得る理由は、ここにある。
彼らは再考する労力を惜しまない。
また、1つの課題に対して、一般の平均は2回であるが、少なくとも4回は見直すのだそう。
再考する労力を惜しみがちで、さらなる上を目指すための癖づけとして、さらに2回は再考する癖を持ちたいと思います。
学ぶことに焦点を当て、いろんな角度から事例紹介をしてくれてます。どの事例も大変、勉強になります。
特に、気を引き締めていかなければと思ったのが、考え直すプロセスを取り入れるということ。
一部抜粋をすると、
心理学者フィル・テトロックの
予測に必要なことは、何を知っているかよりも、どのように考えるか。
スーパー・フォーキャスターと呼ばれる人たちは、
再考サイクルを幾度も回す。
好奇心を忘れず、新しい有力な情報を探し出しては、それに基づいて予測を改める。
優秀なフォーキャスターが優秀であり得る理由は、ここにある。
彼らは再考する労力を惜しまない。
また、1つの課題に対して、一般の平均は2回であるが、少なくとも4回は見直すのだそう。
再考する労力を惜しみがちで、さらなる上を目指すための癖づけとして、さらに2回は再考する癖を持ちたいと思います。
2022年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
変化の激しい不確実な時代に自分自身、相手、組織をベターに改善する方法。
著者はこれまでギバーが成功する方法。オリジナルな人が成功する方法を解説してきた。本書は不確実な時代で大きく成功するのであれば学歴のような固定化されたものではなく考えを常に再考していく必要があると述べている。
この本が素晴らしいところはでは実際どうすればいいのか?自分のみならず相手には何をしたらいいのか?までが本書の中に散りばめられている。具体例でいうと、世界ディベート大会で好成績を上げる人は一般的な参加者よりもなんと相手の話を聞く回数が多かったという。
本書は再考することで誰でも人それぞれの大きな成功を掴むことができるという希望を示唆してくれる本である。
成功の反対は失敗ではなく、何も実行しないこと。このことを肝に銘じて本書から学んだことを実行していきたいところだ。
著者はこれまでギバーが成功する方法。オリジナルな人が成功する方法を解説してきた。本書は不確実な時代で大きく成功するのであれば学歴のような固定化されたものではなく考えを常に再考していく必要があると述べている。
この本が素晴らしいところはでは実際どうすればいいのか?自分のみならず相手には何をしたらいいのか?までが本書の中に散りばめられている。具体例でいうと、世界ディベート大会で好成績を上げる人は一般的な参加者よりもなんと相手の話を聞く回数が多かったという。
本書は再考することで誰でも人それぞれの大きな成功を掴むことができるという希望を示唆してくれる本である。
成功の反対は失敗ではなく、何も実行しないこと。このことを肝に銘じて本書から学んだことを実行していきたいところだ。