架空戦記を全然読まない自分であっても最後まで熱中して読むことができた。軍事用語が多いため一般人向けではないかもしれないが、激しい戦闘は直感的に捉えられるように文字で描き出しており、誰でも楽しめると思う。
言わずもがな、本作のテーマは人種差別と戦争であったが、ここで平民と王家の対立もつなげて移したことは興味深い。ナチスドイツやホロコースト、歴史的権威やロボット兵の課題など、戦争を取り巻く深刻な議題を創作に次々に取り込む本作の姿勢は、他で見たことがない。なんとも異色の作品だと思う。
![[5巻] 86‐エイティシックス‐Ep.5 ‐死よ、驕るなかれ‐](https://m.media-amazon.com/images/I/51mo7JM0j4L.jpg)
本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)
探しに来なさい――。
シンが聴いた〈レギオン〉開発者・ゼレーネと思しき呼び声。レーナたち『第86機動打撃群』は、その姿……白い斥候型が目撃されたという「ロア=グレキア連合王国」へと向かう。……だが。
それは生への侮辱か、死への冒涜か。
「連合王国」で行われている対〈レギオン〉戦略は、あの〈エイティシックス〉たちですら戦慄を覚えるほどの、常軌を逸したものであった。
極寒の森に潜む敵が。そして隣り合う「死、そのもの」が彼らを翻弄する――。
《連合王国編》突入のシリーズ第5巻!
雪山に潜む怪物たちが、彼らに、笑みとともに問いかける。
©Asato Asato 2018 (P)KADOKAWA
単品購入する
¥3,500¥3,500
単品購入する
¥3,500¥3,500
ボタンを押すと注文が確定し、 Audibleの利用規約 に同意し、お客様が指定されたクレジットカードまたは登録されているその他のカードに対して請求されることに同意をしたものとみなされます。支払方法及び返品等については上記リンクよりご確認いただけます。プライバシー規約は こちら からご確認いただけます。
Audibleが販売・配信します。
AudibleはAmazonの関連会社です。
AudibleはAmazonの関連会社です。
このタイトルをチェックした人はこんなタイトルもチェックしています
ページ 1 / 1最初に戻るページ 1 / 1
登録情報
再生時間 | 9 時間 43 分 |
---|---|
著者 | 安里 アサト |
ナレーター | 青木 紫水 |
配信日(Audible.co.jp) | 2023/3/24 |
制作 | KADOKAWA |
フォマット | オーディオブック |
バージョン | 完全版 |
言語 | 日本語 |
ASIN | B0BCV3WMMG |
ナレーションのアクセント | Standard Japanese |
Amazon 売れ筋ランキング | - 15,314位Audibleブック・オリジナル (Audibleブック・オリジナルの売れ筋ランキングを見る) - 562位ファンタジー - 13,401位SF・ホラー・ファンタジー (本) |
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
4.6/5
523 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
極寒のロア=グレキア連合王国という所に遠征して現地の軍と共同戦線を張るお話
今回の見どころは
・雪上の行軍&戦闘
・マル秘情報だだもれ
・一糸しか纏わぬ姿
・人の死なない戦場、再び
人とみなされない者が乗っている戦闘機は無人機であり、
無人機がいくら戦闘で倒れようと死者は0
このトンデモ理論に惹かれて1巻を手に取った人にとっては、きっと好みの話だと思います
物語後半の舞台となる戦場をイメージしやすいように略図が載ってますが、
ロア=グレキア連合王国がどんな位置関係にあった国なのかの地図、
物語前半の戦闘はどんな感じで展開されていたのかの地図も欲しかったです
今回の見どころは
・雪上の行軍&戦闘
・マル秘情報だだもれ
・一糸しか纏わぬ姿
・人の死なない戦場、再び
人とみなされない者が乗っている戦闘機は無人機であり、
無人機がいくら戦闘で倒れようと死者は0
このトンデモ理論に惹かれて1巻を手に取った人にとっては、きっと好みの話だと思います
物語後半の舞台となる戦場をイメージしやすいように略図が載ってますが、
ロア=グレキア連合王国がどんな位置関係にあった国なのかの地図、
物語前半の戦闘はどんな感じで展開されていたのかの地図も欲しかったです
2021年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1巻が良かったのでここまで読み進めましたがひたすらにドンパチのみの展開でした。前回から旅団という大きめの戦術単位が使われるようになりましたがせっかくの舞台装置が活かされてません。主人公は数個戦闘団を束ねる立場であれば様々な人や問題と向き合うことで心理面の変化を演出できそうなのにやってることは一パイロット時代と変わりありません。
また今巻の問題ではありませんが収容した86の少年兵たちが、装備優良、士気も旺盛な各国正規軍より精強に描かれてしまっては本来唾棄すべき共和国の政策が(道義を抜きにすれば)正しかったことを証明してしまうことになり非常に気にくわないです。
また今巻の問題ではありませんが収容した86の少年兵たちが、装備優良、士気も旺盛な各国正規軍より精強に描かれてしまっては本来唾棄すべき共和国の政策が(道義を抜きにすれば)正しかったことを証明してしまうことになり非常に気にくわないです。