![[新版]日本国紀〈上〉](https://m.media-amazon.com/images/I/41cNuu9PT+L.jpg)
[新版]日本国紀〈上〉
Audible版
– 完全版
大増量150ページ!! 著者こだわりの超大幅加筆により新しく生まれ変わった、令和完全版!
神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。聖徳太子、平清盛、北条時宗、徳川家康ら最重要人物を“一本の線"でつなぐことで国家の変遷を浮き彫りにすると同時に、大伴部博麻、荻原重秀など、重要な脇役にも焦点を当てる。当代一のストーリーテラーによる日本通史の決定版。(古代〜江戸時代までを収録)
日本ほど素晴らしい歴史を持っている国はありません。<略>ヒストリーという言葉はストーリーと同じ語源とされています。つまり歴史とは「物語」です。本書は日本人の物語、いや私たち自身の壮大な物語なのです。(序にかえて、より)
神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。聖徳太子、平清盛、北条時宗、徳川家康ら最重要人物を“一本の線"でつなぐことで国家の変遷を浮き彫りにすると同時に、大伴部博麻、荻原重秀など、重要な脇役にも焦点を当てる。当代一のストーリーテラーによる日本通史の決定版。(古代〜江戸時代までを収録)
日本ほど素晴らしい歴史を持っている国はありません。<略>ヒストリーという言葉はストーリーと同じ語源とされています。つまり歴史とは「物語」です。本書は日本人の物語、いや私たち自身の壮大な物語なのです。(序にかえて、より)
©2021 Naoki Hyakuta (P)2022 Audible, Inc.
- 再生時間12 時間 3 分
- 配信日(Audible)2022/9/30
- 言語日本語
- ASINB0B2888PSM
- バージョン完全版
- フォマットオーディオブック
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¥3,500¥3,500
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登録情報
再生時間 | 12 時間 3 分 |
---|---|
著者 | 百田 尚樹 |
ナレーター | 茶川 亜郎 |
配信日(Audible.co.jp) | 2022/9/30 |
制作 | Audible Studios/幻冬舎 |
フォマット | オーディオブック |
バージョン | 完全版 |
言語 | 日本語 |
ASIN | B0B2888PSM |
ナレーションのアクセント | Standard Japanese |
Amazon 売れ筋ランキング | - 3,836位Audibleブック・オリジナル (Audibleブック・オリジナルの売れ筋ランキングを見る) - 148位政治学 (Audibleブック・オリジナル) - 73,530位社会・政治 (本) - 77,956位ノンフィクション (本) |
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
4.6/5
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歴史を学びたいと手に取った本ですが、今に通じる文化や人間性が垣間見えてとても面白いです。こんなに内容が濃くて面白い本が800円で読めるのはお得です!深く知れて良かったです。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年5月23日に日本でレビュー済み
レポート
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歴史の中で起こった事象にたいして私たちの先人がどう考え行動したか感動の史観になっています。
役に立った
2021年11月28日に日本でレビュー済み
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本書は2018年11月に刊行された「日本国紀」を大幅に加筆修正した新版(古代~幕末までを収録)。
神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。 聖徳太子、平清盛、北条時宗、織田信長ら最重要人物を“一本の線”でつなぐことで国家の変遷を浮き彫りにすると同時に、大伴部博麻、荻原重秀など、重要な脇役にも焦点を当てる。当代一のストーリーテラーによる日本通史の決定版。
<<本書購読及び「日本国紀」との比較評価コメント列挙>>
●「日本国紀」同様に、本書は日本人に誇りある大和魂を覚醒させる目から鱗が落ちる斬新な日本国の通史であり、戦後レジューム(GHQ洗脳史観)からの脱却の一丁目一番地の通史でもある。更に、本書は日本人が従来の屈折した自虐的左翼歴史観を駆逐し、自らの精神と正気を取り戻して日本国の建て直しを推進させる拠り所の史実ツールとなる。
●「日本国紀」同様に、本書は日本国の古代から平成まで2千年以上に渡る変遷の様々な歴史的な事実、或いは歴史的に事実ながらも見捨てられた出来事・逸話、更に歪曲・捏造された自虐的な歴史などを、独自の斬新な切り口で取捨選択し著者の知的な考察によってつなぎ合わせて整理修正された壮大なる歴史読本であるが、「歴史的事実」、「著者の推論」、「他の研究者らの論」などが明確に明記されており、分からないことははっきりと分からないと述べられており、あくまでも慎重かつ謙虚に真実の日本歴史を探求していこうという著者の真摯な姿勢が伺えるのが好ましい。本書の文庫本は「日本国紀」509ページを2分割してそれぞれに大幅加筆し、古代から幕末までを[新版] 日本国紀<上>、明治維新~平成から令和までを[新版] 日本国紀<下>とし、客観的且つ歴史的事実をほぼ網羅して取り上げており、著者の「序にかえて」の思いがこもった充実の日本歴史通史となっている。
●本書の特徴は、各章の冒頭にその全体の概要と著者の見解をまとめて記載されており、理解しやすい構成となっている。そして、地図、写真や絵などは一切なく文字のみだが、さすがエンタティナ―でもある百田尚樹氏らしく、「犬のお伊勢参り」などの読者を飽きさせないコーヒーブレイク的な驚きの面白い笑い話や、本文よりも目から鱗が落ちる刺激的で説得力があり参考になる逸話「(*)コラム39件」が文中に列記してある。 下記のように、本書の目次中に、各章別に(*)コラム内容の題名記載を希望する。
【本書の目次と(*)コラム内容】
<第一章 古代~大和政権誕生> ; 縄文時代/弥生時代(紀元前10世紀~紀元3世紀)/農耕生活と日本人/統一国家へ/古代の日本社会と日本人/倭とは何か/大和政権が生まれるまで/銅鐸の謎/朝鮮半島との関係/広開土王碑/人工皇后の謎/倭の互王/古墳時代/継体天皇の登場
(*)コラム; ➀「世界四大文明」 ②「皇室の万世一系、女性天皇と女系天皇」
<第ニ章 飛鳥時代~奈良時代> ; 飛鳥時代/聖徳太子/十七条の憲法の凄さ/飛鳥時代の文化/律令国家へ/白村江の戦いと防人制度/遣唐使/「古事記」「日本書紀」「万葉集」の誕生/仁徳天皇に見る「大御心」と「大御宝」/日本の誕生/律令制度と班田収授法/身分制度/平城京/農民の疲弊/豪族たちの権力争い/長岡京へ
(*)コラム ; ③「隋書と聖徳太子」 ④「白村江の戦いと大伴部博麻」 ⑤「万葉仮名」 ⑥「天智天皇と天武天皇」 ⑦「皇室の万世一系、男系子孫」
<第三章 平安時代> ; 平安京/成熟の時代へ(国風文化の開花)/武士の誕生/藤原氏の台頭/「祟り」について/武士の反乱/摂関政治の弊害/刀伊の入寇/武士の台頭/戦を嫌う平安貴族たち/院政の時代/保元の乱/平治の乱/平氏の栄光/平氏の没落
(*)コラム ; ⑧「源氏物語の紫式部」 ⑨「京都は言葉の発信地、方言周圏論」 ⑩「古来の同性愛」
⑪「崇徳上皇の怨霊」 ⑫「天皇は最高権力者」
<第四章 鎌倉時代~応仁の乱> ; 鎌倉政権/承久の乱/「一所懸命」と「いざ鎌倉」/商業の発達/文永の役/弘安の役/鎌倉幕府の衰退と悪党の台頭/鎌倉の文化/鎌倉の仏教/後醍醐天皇の討幕運動/悪党、楠木正成の挙兵/建武の中興/南北朝時代/観応の争乱/南北朝の統一/足利義満の野望と死/倭寇と勘合貿易/毀誉褒貶の激しい足利義教/守護大名の台頭から応仁の乱へ/室町の文化/応仁の乱/応仁の乱の影響
(*)コラム ; ⑬「文永の役・弘安の役の元寇」 ⑭「南北朝正閏論」 ⑮「勘合貿易」 ⑯「琉球国;源為朝の子が琉球国の始祖舜典天になった」
<第五章 戦国時代> ; 戦国時代の前半/戦国時代の後半/室町幕府の滅亡/乱世の怪物、織田信長/羽柴秀吉による天下統一/鉄砲伝来/キリスト教の伝来/検知と刀狩/キリスト教宣教師の追放/朝鮮出兵/関ケ原の戦い
(*)コラム ; ⑰「宣教師フロイスの日本史」 ⑱「キリスト宣教師を精神的に苦しめた禅僧問答」 ⑲「秀吉の朝鮮出兵の動機」 ⑳「豊臣秀頼の本当の父親?」
<第六章 江戸時代> ; 江戸幕府/三代将軍・家光/江戸幕府の政治体制/鎖国/江戸時代の身分制度/武断政治から文治政治へ/花開く元禄文化/ケインズを200年以上も先取りした荻原重秀/世界最高の教育水準/赤穂事件/豪商の出現/街道の整備/都市の発展/江戸の食文化/「五公五民」の嘘と「百姓一揆」の真実/閑院宮家創設/吉宗の時代/傑物、田沼意次/寛政の改革/見せかけの天下太平/次々に押し寄せる異国船/フェートン号事件/右往左往する幕府/シーボルト事件と蛮社の獄/内憂外患、揺れる日本/黒船前夜/黒船来航
(*)コラム ; ㉑「征夷大将軍は源氏の血」 ㉒「参勤交代」 ㉓「もし鎖国政策がなかったら」 ㉔「跡継ぎは長男長女のみ」 ㉕「綱吉の馬鹿げた法律」 ㉖「江戸時代庶民の武芸・柔術」 ㉗「犬のお伊勢参り」 ㉘「火事と地震;火事と喧嘩は江戸の華」 ㉙「江戸患い(脚気)」 ㉚「皇統断絶の危機を救った閑院宮家創設」 ㉛「大田南畝の狂歌;白河の清きに魚もすみかねてもとの濁りの田沼こひしき」 ㉜「伊能忠敬の日本沿海図」 ㉝「冒険家マクドナルド」 ㉞「言霊主義」
<第七章 幕末> ; 幕府狼狽/開国/桜田門外の変/和宮降嫁/吹き荒れるテロの嵐/荒れる京の町/遺米使節団 (*)コラム ; ㉟「黒船来航」 ㊱「帆船ヘダ号」 ㊲「桜田門外の変」 ㊳「家茂のエピソード」 ㊴「ジョン万次郎の活躍」
●「日本国紀」の場合は巻末に主要参考文献の記載がなかったので、記述内容について各方面から多くのクレームがあったようだが、本書の巻末には膨大な主要参考文献一覧(上巻)全般;22件、第1章;48件、第2章;33件、第3章;20件、第4章;32件、第5章;16件、第6章;43件、第7章;28件の「合計242件」が記載されており、今回は記述内容について各方面から多くのクレームはつかないと思われる。
●この読みやすく理解しやすい構成の内容であれば、従来の日本歴史愛好家のみならず、戦後GHQに植え付けられた日本罪悪思想の日教組に洗脳教育された団塊世代以降が有する歪曲・捏造された自虐的左翼歴史観を駆逐し、更に、単なる年号暗記教育で日本歴史嫌いの中学生や高校生も興味を持って読めるので、本書によって日本国と日本人に誇りと尊厳を覚醒させて愛国心を鼓舞し、更に、国歌「君が代」と<下>記載の日本国旗「日の丸」の由来と真の意味を理解して敬意を表する学生や社会人が激増し、今後の戦後GHQに押し付けられた日本国憲法改正に大きく寄与するのではないかと期待できる。
●今後は中学生や高校生の日本歴史教科書副読本に採用し、一人に一冊を具備すべき必読書であり、更に、少なくとも電子版の英語、中国語、韓国語等の各国語に翻訳拡散して広く外国人にも理解を深めるべきでしょうね。
●「日本国紀」帯のキャッチフレーズ「私たちは何者なのか――。」という問いであれば、考古学や分子人類学の知見を基礎にして縄文時代以前から書き起こし、東大を中心とした捏造歴史学を排除して日本人の真実の歴史を書いてほしかったが、本書は、例えば、Y染色体DNA D2系統(YAP遺伝子)の日本人素性、日ユ同祖論/日イ同祖論(古代日本人と古代ユダヤ人/古代イスラエル人は同じ先祖を有する説)などの調査・洞察がないので残念である。
●その点からも、本書は、「古代日本正史」「上代日本正史」原田常治著、「失われた九州王朝」古田武彦著、「古代天皇家と日本正史」中丸薫著、「日本人ルーツの謎を解く」長浜浩明著、「日本固有文明の謎はユダヤで解ける」ノーマン・マックレオド/久保有政著、「日本とユダヤの運命の遺伝子」久保有政著、日本シティジャーナルブログ「日本とユダヤのハーモニー」、竹下義朗ブログ「帝国電網省・歴史再考」などを主要参考文献にしておらず、古代においては真相深掘り不足の若干物足りない日本通史になっている。
●本書の内容にはほとんど賛同するが、古代史愛好家である小生の知見から、「日本国紀」カスタマーレビューに下記の追加希望事柄を列挙したが、残念ながら本書に記載ないので、再び下記に<本書に追加希望事柄>を示すので、今後の著者及び購読者のご参考になれば幸いです。
(1)縄文人の活躍
世界最古の土器は1988年、青森県の大平山元遺跡で見つかった1万6500年前(縄文時代前)のもの、世界最古の漆製品は北海道南茅部町で発見された約9000年前(縄文時代)のもの、さらに、世界最古の貝塚も昭和25年に、日本の三浦半島で発見された1万年近く前(縄文時代早期前半)のもので、世界最古級の墓も、約2万年前の日本の大阪府藤井寺市のはさみ山古墳である。
(2)Y染色体DNA構成から見た日本人の素性
古代日本歴史において、応神天皇283年に中央アジアのカザフスタンにある『弓月国(クンユエ)』から弓月君(秦氏の祖)が127県の1万8670人を連れて渡来、「古代天皇家と日本正史」中丸薫著によれば、古代天皇家簒奪による飛鳥~奈良時代の百済・新羅系王朝の古代日本支配、AD 562任那滅亡・AD 660百済滅亡・AD 663白村江の敗戦・AD 668高句麗滅亡などに伴う膨大な任那・百済・高句麗の王族・貴族・庶民の渡来などの日本人口形態に大きく影響を及ぼす事態・事件発生があり、これらの渡来有力氏族子孫が『新撰姓氏録』に挙げられた京および畿内に住む1182氏であり、これら有力氏族含む多くの渡来移民が日本人のY染色体DNA構成に大きく影響を及ぼしているのは間違いなく、このことを考慮した日本人DNA分析をする必要がある。 弥生時代以降の大陸からの渡来人は、次の順になる。
① BC 2~3世紀;いわゆる弥生人、北九州に朝鮮・中国系の遺跡・遺物(O系統) ② BC 1世紀;天皇家一族(エフライム族)(D系統) ③ AD 5世紀;倭の五王時代に中国・朝鮮系、製鉄技術、鉄製農具、灌漑・土木(O系統) ④ AD 4~6世紀;技術者集団→大和朝廷を強める 秦氏(=ユダヤ系・マナセ族)等が散発的に渡来し、原始キリスト教、養蚕・機織・銅の鋳造・清酒・雅楽などの日本らしい文化を伝えた(D系統、O系統) ⑤AD 7世紀後半:百済・高句麗等からの大量の亡命者、儒教・仏教・仏像伝来(O系統)
上記の事態・事件を考慮すれば、日本人のY染色体DNA構成において、D系統(34%)・O2b1系統(18%)が縄文由来であり、C系統(9%:モンゴルに高い頻度で現れる)・O系統(27%)・ O2a系統(1%)は上記の中国大陸・朝鮮半島動乱などで渡来してきた人々由来のものと思われ、トータルでは、約52%がほぼ縄文由来と推定できるが、約48%は渡来系もしくは不明(縄文由来かもしれない)といった結論が正しいと思われる。
(3)「古代北イスラエル国王家エフライム族が渡来して古代天皇家になった証拠」
①旧約聖書と日本神話の類似性 ②キルギス人の伝説(マナス叙事詩)
③神武天皇の和風諡号はエフライム族出自の証明 ; 神武天皇の和風諡号「神日本磐余彦天皇(カム・ヤマト・イワレ・ビコ・スメラ・ミコト)」は、ユダヤ人研究家ヨセフ・アイデルバーク氏によると、これはヘブル・アラム語で「カム・ヤマトウ・イベリ・ペコ・シュメロン・マクト」と聞こえ、これは「サマリアの王、ヤハウエ神のヘブライ民族の高尚な創設者」を意味し、サマリアは古代北イスラエル王国のことで、サマリアの王とはエフライム族の王家のことなので、初代神武天皇の古代天皇家は古代北イスラエル王国王家エフライム族出自であり、古代大和朝廷は古代北イスラエル王国再興であることを証明している。
④天皇家の王冠「イスラエルとユダの統一紋章」 ; 「日本固有文明の謎はユダヤで解ける」ノーマン・マックレオド/久保有政著では、麒麟を一角獣のユニコーンと捉え、ユニコーンが北イスラエル王国の王家の属するエフライム部族の紋章・シンボル、そして、獅子が南ユダ王国の王家の属するユダ族の紋章・シンボルであることから、この図柄の王冠を「イスラエルとユダの統一紋章」と解しました。
⑤ Y染色体DNA D2系統(YAP遺伝子)のエフライム族とマナセ族の渡来
⑥万世一系の日本天皇家は世界で最も長く続いている王家
(4)神社・風習等から見た古代日本と古代ユダヤ/古代イスラエルとのつながり(日本シティジャーナルブログ「日本とユダヤのハーモニー」より)
・第1章 伊勢神宮の謎に迫る! ・第2章 伊勢神宮の構造はイスラエルの神殿がモデル?
・第3章 三種の神器はユダヤにルーツがあるのか!
*日本;三種の神器(八咫鏡・草薙の剣・勾玉)、お神輿
*古代イスラエル :三種の神器(十戒の石版・アロンの杖・マナの壷)、契約の箱
・第4章 イスラエル10部族と皇室の謎に迫る!契約の箱 ・第5章 東の島々を求めて旅する失われたイスラエル10部族 ・第6章 「弥生ショック」の謎を解く鍵とは! ・第7章 イザヤ書に潜むイスラエル部族の行方 ・第8章 イザナギ神話の謎に潜むイスラエルとイザヤ一族の影! ! ・第9章 大和民族の魂の故郷「高天原」タガマハラの謎が今、解明される! ・第10章 スメラミコトに潜む天皇家の謎〔その1〕 ・第11章 スメラミコトに潜む天皇家の謎〔その2〕 ・第12章 神武天皇こそ大和を平定したイスラエルの偉大なリーダー! ・第13章 消えたシュメール人の行方 ・第14章 菊花紋の真相 ・第15章 シルクロードとは平安京を目指したユダヤの道しるべ!
(5)古代日本の真相
① 邪馬台国は宮崎・西都(西都原古墳群近辺)に有り。
「古代日本正史」「上代日本正史」原田常治著によれば、『魏志倭人伝』の径百余歩(直径約140 m)円墳である西都原古墳群中の男狭穂塚は邪馬台国女王卑弥呼の墓であり、男狭穂塚に隣接する九州一の前方後円墳の女狭穂塚は邪馬台国2代女王台与(神武天皇の娘の豊受姫)の墓の解説に賛同するが、恐らく卑弥呼の墓は台与が造り、台与の墓は遺言により現在の墓位置にしたのではないかと思われ、あたかも曾祖母卑弥呼の墓に寄り添うような曾孫台与の墓の配置は時代を超えて肉親の敬愛の情を感じさせる。
② 倭国と日本国は別の国
<旧唐書・倭国伝;倭国は古の倭奴国なり VS 新唐書・日本伝;日本国は倭国の別種なり>
「新唐書、日本伝」では、●日本国は倭国の別種なり。●其の国日辺に在るを以て、故に日本を以て名と為す。●或は曰く『倭国自ら其の名の雅ならざるを悪み改めて日本と為す。』 明確に両者が別国であることを示しつつ、日本国が倭国の「別種」、すなわち、倭国と何らかの関係を持ちつつも、別れた種であることを告げている。はっきり言えば、日本国は「倭人の国」であっても「倭国」ではない。つまり、大和朝廷と告げている。
③ 倭の五王は九州王朝の五王(讃・珍・済・興・武)
「失われた九州王朝」古田武彦著によれば、九州王朝末裔の松野連家「古系図」・稲員家「古系図」、高良大社の髙良山「古系図」を分析しても、邪馬壹国の卑弥呼・壱與が存在していない。つまり、邪馬壹国の卑弥呼・壱與は、九州王朝の初代・高良玉垂命神(旨)や、倭の五王(讃・珍・済・興・武)との繋がりが解明されていない。従って、倭の五王(讃・珍・済・興・武)に代表される九州王朝は存在したが、この九州王朝は邪馬壹国後裔とする古田武彦説は成立しないと思われる。
<倭(九州王朝)の五王(讃・珍・済・興・武)に対応する大和王権の天皇>
「新九州王朝=新倭国」初代王=武内宿禰=高良玉垂命神=旨、七支刀を贈られた倭王・旨(姫氏)(367-390)
⇒ 朝日豊盛命〔讃〕(391-425)東晋に使者(418)宋に朝貢し除授を賜う(421)
VS 誉田別 (応神)(390-410)→ オオサザキ(仁徳)(410-434)
⇒ 暮日豊盛命 〔珍〕 (425-438)南宋に朝貢(438)安東将軍に叙勲
VS イザホワケ(履中)(434-437)→ミツハワケ(反正)(437-439)
⇒ 物部日良仁光連〔済〕(443-460)南宋に朝貢(443)使持節都督、倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕
韓 六国諸軍事、安東大将軍に叙勲 VS ヲアサジマワクゴ(允恭)(440-459)
⇒ 日往子明連〔興〕(462-477)南宋に朝貢(462) 安東将軍に叙勲 VS アナホ(安康)(460-461)
⇒ 日男玉頼連〔武〕(478-502)南宋に上表文(478)使持節都督、倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕韓
六国諸軍事、征東将軍に叙勲 VS 雄略(461-479)→清寧(480-484)→顕宗(485-487)→仁賢
(488-498)→武烈(499-506)
④ 史実を改竄・偽作した日本書紀の編纂真相
持統天皇5(691)年8月13日条に、「其の祖等の墓記を上進らしむ」と記紀の記述と矛盾するものとして、石上神宮・大神神社の古文書、関連する豪族十六氏の系図を没収したという。 更に、元明天皇は即位した和銅元(708)年正月、「山沢に亡命して禁書を隠し持っている者は、百日以内に自首せよ。さもなくば恩赦しない」という詔勅を出している。これは藤原不比等の差金とみられ、念には念を入れて大和国時代からの王族や豪族の系譜を抹殺しようと図っている。
(6)「下田協約=不当な金銀交換比率」で騙し取られた「江戸時代の金貨」
ブログ「ねずさんのひとりごと」の2013年06月16日「明治維新と南北戦争の不都合な関係」やブログ「高原千尋の暗中模索:小栗上野介忠順の炯眼」によれば、日米和親条約「補修」の「下田協約=不当な金銀交換比率」で騙し取られた「江戸時代の金貨」が、米国の南北戦争の北軍勝利に貢献、ロシアからアラスカの現金購入、南軍が外国から調達した莫大な戦費を全額代払い、更に南北戦争の中古武器が戊辰戦争と江戸幕府崩壊、明治維新を引き起こしたことである。つまり、実質的に米国を建国し、明治維新で日本を開国したのは、「江戸時代の金貨」だったことになる。
(7)足利義満の皇位簒奪
竹下義朗ブログ「帝国電網省・歴史再考」によれば、足利義満は後円融天皇の正式な皇妃・通陽門院だけでなく、三人の寵妃までも悉く陵辱、後円融天皇の全ての后妃を犯し、その為に、後円融天皇は心身共にやつれ、36歳の若さで死んでしまいました。勿論、全ての后妃を足利義満に犯された訳ですから、後円融天皇の血を引く者はおらず、後円融天皇の系統は、その死をもって「断絶」した。足利義満は後円融天皇の皇妃・通陽門院を犯し、生まれたのが後小松天皇だった。次に、足利義満が、子の貞成親王を使って伏見宮家を乗っ取り、その子を後花園天皇として即位させたが、この血統が孝明天皇まで継続する。
┌貞成親王(後崇光院太上天皇)─(102)後花園天皇・・・
├(100)後小松天皇─(101)称光天皇
足利義満(鹿苑院太上天皇)┼義持(4代将軍)
├義嗣
└義教(6代将軍)
伏見宮家系図 註 (N3)は北朝の、(F1)等は伏見宮家の代数
(N3)崇光天皇─(F1)伏見宮栄仁親王┬(F2)治仁王
├僧(法親王)- 僧(法親王)- 僧(法親王)
└(F3)後崇光院(貞成親王)┬(102)後花園天皇
└(F4)貞常親王・・・
北朝は後円融天皇の系統も、伏見宮家も、全て、足利義満によって滅ぼされたのです。それ以後の「北朝」系は、足利義満の血を引く者が継承し、天皇家は足利王朝となった。ところで足利義満は第56代清和天皇末裔の足利尊氏の孫なので、仮説の第3王朝の足利王朝は、仮説の第2王朝である古代イスラエル統一王国(ソロモン王・ダビデ王)Y染色体DNAの百済系末裔でもある。
<参考;「万世一系」ではない天皇家出自の推移=山中仮説>
古代から近現代までの日本歴史を俯瞰すると、天皇家の男系男子皇統継承は初代神武天皇即位以降に、傍系の武内宿禰の皇位簒奪、「大化の改新」での百済系王族の皇統簒奪、南北朝統一後の足利義満の皇位簒奪、明治維新での明治天皇すり替え皇統簒奪などの歴史上の大きな影響を受けており、Y染色体DNA 所謂 男系男子継承の観点から、「万世一系」ではない天皇家出自の推移=山中仮説を提案する。
●第1王朝(倭人王朝;古代北イスラエル国王家エフライム族Y染色体DNAの倭人系末裔)
;神武天皇~~孝元天皇~(武内宿禰)→応神天皇~~継体天皇~~推古天皇
●第2王朝 [百済王朝;古代イスラエル統一王国(ソロモン王・ダビデ王)Y染色体DNAの百済系末裔]
;(舒明天皇;百済・武王)~天智天皇(百済系)~桓武天皇(百済系)~~~後亀山天皇
●第3王朝 [足利王朝;古代イスラエル統一王国(ソロモン王・ダビデ王)Y染色体DNAの百済系末裔]
; 足利義満(第56代清和天皇末裔で足利尊氏孫;鹿苑院太上天皇)→伏見宮貞成親王(後崇光院太上天皇)→後花園天皇~~~孝明天皇
●第4王朝(大室王朝または毛利王朝?)
明治天皇(大室寅之祐;後醍醐天皇第11番目の皇子満良親王の末裔ではなく地家作蔵の子で、幕末に伊藤博文が隊長の長州力士隊の一人)→大正天皇(子種なし)→昭和天皇(長州藩毛利家から西園寺家へ婿養子の西園寺八郎の子、又は明治天皇の子)→今上天皇→
神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。 聖徳太子、平清盛、北条時宗、織田信長ら最重要人物を“一本の線”でつなぐことで国家の変遷を浮き彫りにすると同時に、大伴部博麻、荻原重秀など、重要な脇役にも焦点を当てる。当代一のストーリーテラーによる日本通史の決定版。
<<本書購読及び「日本国紀」との比較評価コメント列挙>>
●「日本国紀」同様に、本書は日本人に誇りある大和魂を覚醒させる目から鱗が落ちる斬新な日本国の通史であり、戦後レジューム(GHQ洗脳史観)からの脱却の一丁目一番地の通史でもある。更に、本書は日本人が従来の屈折した自虐的左翼歴史観を駆逐し、自らの精神と正気を取り戻して日本国の建て直しを推進させる拠り所の史実ツールとなる。
●「日本国紀」同様に、本書は日本国の古代から平成まで2千年以上に渡る変遷の様々な歴史的な事実、或いは歴史的に事実ながらも見捨てられた出来事・逸話、更に歪曲・捏造された自虐的な歴史などを、独自の斬新な切り口で取捨選択し著者の知的な考察によってつなぎ合わせて整理修正された壮大なる歴史読本であるが、「歴史的事実」、「著者の推論」、「他の研究者らの論」などが明確に明記されており、分からないことははっきりと分からないと述べられており、あくまでも慎重かつ謙虚に真実の日本歴史を探求していこうという著者の真摯な姿勢が伺えるのが好ましい。本書の文庫本は「日本国紀」509ページを2分割してそれぞれに大幅加筆し、古代から幕末までを[新版] 日本国紀<上>、明治維新~平成から令和までを[新版] 日本国紀<下>とし、客観的且つ歴史的事実をほぼ網羅して取り上げており、著者の「序にかえて」の思いがこもった充実の日本歴史通史となっている。
●本書の特徴は、各章の冒頭にその全体の概要と著者の見解をまとめて記載されており、理解しやすい構成となっている。そして、地図、写真や絵などは一切なく文字のみだが、さすがエンタティナ―でもある百田尚樹氏らしく、「犬のお伊勢参り」などの読者を飽きさせないコーヒーブレイク的な驚きの面白い笑い話や、本文よりも目から鱗が落ちる刺激的で説得力があり参考になる逸話「(*)コラム39件」が文中に列記してある。 下記のように、本書の目次中に、各章別に(*)コラム内容の題名記載を希望する。
【本書の目次と(*)コラム内容】
<第一章 古代~大和政権誕生> ; 縄文時代/弥生時代(紀元前10世紀~紀元3世紀)/農耕生活と日本人/統一国家へ/古代の日本社会と日本人/倭とは何か/大和政権が生まれるまで/銅鐸の謎/朝鮮半島との関係/広開土王碑/人工皇后の謎/倭の互王/古墳時代/継体天皇の登場
(*)コラム; ➀「世界四大文明」 ②「皇室の万世一系、女性天皇と女系天皇」
<第ニ章 飛鳥時代~奈良時代> ; 飛鳥時代/聖徳太子/十七条の憲法の凄さ/飛鳥時代の文化/律令国家へ/白村江の戦いと防人制度/遣唐使/「古事記」「日本書紀」「万葉集」の誕生/仁徳天皇に見る「大御心」と「大御宝」/日本の誕生/律令制度と班田収授法/身分制度/平城京/農民の疲弊/豪族たちの権力争い/長岡京へ
(*)コラム ; ③「隋書と聖徳太子」 ④「白村江の戦いと大伴部博麻」 ⑤「万葉仮名」 ⑥「天智天皇と天武天皇」 ⑦「皇室の万世一系、男系子孫」
<第三章 平安時代> ; 平安京/成熟の時代へ(国風文化の開花)/武士の誕生/藤原氏の台頭/「祟り」について/武士の反乱/摂関政治の弊害/刀伊の入寇/武士の台頭/戦を嫌う平安貴族たち/院政の時代/保元の乱/平治の乱/平氏の栄光/平氏の没落
(*)コラム ; ⑧「源氏物語の紫式部」 ⑨「京都は言葉の発信地、方言周圏論」 ⑩「古来の同性愛」
⑪「崇徳上皇の怨霊」 ⑫「天皇は最高権力者」
<第四章 鎌倉時代~応仁の乱> ; 鎌倉政権/承久の乱/「一所懸命」と「いざ鎌倉」/商業の発達/文永の役/弘安の役/鎌倉幕府の衰退と悪党の台頭/鎌倉の文化/鎌倉の仏教/後醍醐天皇の討幕運動/悪党、楠木正成の挙兵/建武の中興/南北朝時代/観応の争乱/南北朝の統一/足利義満の野望と死/倭寇と勘合貿易/毀誉褒貶の激しい足利義教/守護大名の台頭から応仁の乱へ/室町の文化/応仁の乱/応仁の乱の影響
(*)コラム ; ⑬「文永の役・弘安の役の元寇」 ⑭「南北朝正閏論」 ⑮「勘合貿易」 ⑯「琉球国;源為朝の子が琉球国の始祖舜典天になった」
<第五章 戦国時代> ; 戦国時代の前半/戦国時代の後半/室町幕府の滅亡/乱世の怪物、織田信長/羽柴秀吉による天下統一/鉄砲伝来/キリスト教の伝来/検知と刀狩/キリスト教宣教師の追放/朝鮮出兵/関ケ原の戦い
(*)コラム ; ⑰「宣教師フロイスの日本史」 ⑱「キリスト宣教師を精神的に苦しめた禅僧問答」 ⑲「秀吉の朝鮮出兵の動機」 ⑳「豊臣秀頼の本当の父親?」
<第六章 江戸時代> ; 江戸幕府/三代将軍・家光/江戸幕府の政治体制/鎖国/江戸時代の身分制度/武断政治から文治政治へ/花開く元禄文化/ケインズを200年以上も先取りした荻原重秀/世界最高の教育水準/赤穂事件/豪商の出現/街道の整備/都市の発展/江戸の食文化/「五公五民」の嘘と「百姓一揆」の真実/閑院宮家創設/吉宗の時代/傑物、田沼意次/寛政の改革/見せかけの天下太平/次々に押し寄せる異国船/フェートン号事件/右往左往する幕府/シーボルト事件と蛮社の獄/内憂外患、揺れる日本/黒船前夜/黒船来航
(*)コラム ; ㉑「征夷大将軍は源氏の血」 ㉒「参勤交代」 ㉓「もし鎖国政策がなかったら」 ㉔「跡継ぎは長男長女のみ」 ㉕「綱吉の馬鹿げた法律」 ㉖「江戸時代庶民の武芸・柔術」 ㉗「犬のお伊勢参り」 ㉘「火事と地震;火事と喧嘩は江戸の華」 ㉙「江戸患い(脚気)」 ㉚「皇統断絶の危機を救った閑院宮家創設」 ㉛「大田南畝の狂歌;白河の清きに魚もすみかねてもとの濁りの田沼こひしき」 ㉜「伊能忠敬の日本沿海図」 ㉝「冒険家マクドナルド」 ㉞「言霊主義」
<第七章 幕末> ; 幕府狼狽/開国/桜田門外の変/和宮降嫁/吹き荒れるテロの嵐/荒れる京の町/遺米使節団 (*)コラム ; ㉟「黒船来航」 ㊱「帆船ヘダ号」 ㊲「桜田門外の変」 ㊳「家茂のエピソード」 ㊴「ジョン万次郎の活躍」
●「日本国紀」の場合は巻末に主要参考文献の記載がなかったので、記述内容について各方面から多くのクレームがあったようだが、本書の巻末には膨大な主要参考文献一覧(上巻)全般;22件、第1章;48件、第2章;33件、第3章;20件、第4章;32件、第5章;16件、第6章;43件、第7章;28件の「合計242件」が記載されており、今回は記述内容について各方面から多くのクレームはつかないと思われる。
●この読みやすく理解しやすい構成の内容であれば、従来の日本歴史愛好家のみならず、戦後GHQに植え付けられた日本罪悪思想の日教組に洗脳教育された団塊世代以降が有する歪曲・捏造された自虐的左翼歴史観を駆逐し、更に、単なる年号暗記教育で日本歴史嫌いの中学生や高校生も興味を持って読めるので、本書によって日本国と日本人に誇りと尊厳を覚醒させて愛国心を鼓舞し、更に、国歌「君が代」と<下>記載の日本国旗「日の丸」の由来と真の意味を理解して敬意を表する学生や社会人が激増し、今後の戦後GHQに押し付けられた日本国憲法改正に大きく寄与するのではないかと期待できる。
●今後は中学生や高校生の日本歴史教科書副読本に採用し、一人に一冊を具備すべき必読書であり、更に、少なくとも電子版の英語、中国語、韓国語等の各国語に翻訳拡散して広く外国人にも理解を深めるべきでしょうね。
●「日本国紀」帯のキャッチフレーズ「私たちは何者なのか――。」という問いであれば、考古学や分子人類学の知見を基礎にして縄文時代以前から書き起こし、東大を中心とした捏造歴史学を排除して日本人の真実の歴史を書いてほしかったが、本書は、例えば、Y染色体DNA D2系統(YAP遺伝子)の日本人素性、日ユ同祖論/日イ同祖論(古代日本人と古代ユダヤ人/古代イスラエル人は同じ先祖を有する説)などの調査・洞察がないので残念である。
●その点からも、本書は、「古代日本正史」「上代日本正史」原田常治著、「失われた九州王朝」古田武彦著、「古代天皇家と日本正史」中丸薫著、「日本人ルーツの謎を解く」長浜浩明著、「日本固有文明の謎はユダヤで解ける」ノーマン・マックレオド/久保有政著、「日本とユダヤの運命の遺伝子」久保有政著、日本シティジャーナルブログ「日本とユダヤのハーモニー」、竹下義朗ブログ「帝国電網省・歴史再考」などを主要参考文献にしておらず、古代においては真相深掘り不足の若干物足りない日本通史になっている。
●本書の内容にはほとんど賛同するが、古代史愛好家である小生の知見から、「日本国紀」カスタマーレビューに下記の追加希望事柄を列挙したが、残念ながら本書に記載ないので、再び下記に<本書に追加希望事柄>を示すので、今後の著者及び購読者のご参考になれば幸いです。
(1)縄文人の活躍
世界最古の土器は1988年、青森県の大平山元遺跡で見つかった1万6500年前(縄文時代前)のもの、世界最古の漆製品は北海道南茅部町で発見された約9000年前(縄文時代)のもの、さらに、世界最古の貝塚も昭和25年に、日本の三浦半島で発見された1万年近く前(縄文時代早期前半)のもので、世界最古級の墓も、約2万年前の日本の大阪府藤井寺市のはさみ山古墳である。
(2)Y染色体DNA構成から見た日本人の素性
古代日本歴史において、応神天皇283年に中央アジアのカザフスタンにある『弓月国(クンユエ)』から弓月君(秦氏の祖)が127県の1万8670人を連れて渡来、「古代天皇家と日本正史」中丸薫著によれば、古代天皇家簒奪による飛鳥~奈良時代の百済・新羅系王朝の古代日本支配、AD 562任那滅亡・AD 660百済滅亡・AD 663白村江の敗戦・AD 668高句麗滅亡などに伴う膨大な任那・百済・高句麗の王族・貴族・庶民の渡来などの日本人口形態に大きく影響を及ぼす事態・事件発生があり、これらの渡来有力氏族子孫が『新撰姓氏録』に挙げられた京および畿内に住む1182氏であり、これら有力氏族含む多くの渡来移民が日本人のY染色体DNA構成に大きく影響を及ぼしているのは間違いなく、このことを考慮した日本人DNA分析をする必要がある。 弥生時代以降の大陸からの渡来人は、次の順になる。
① BC 2~3世紀;いわゆる弥生人、北九州に朝鮮・中国系の遺跡・遺物(O系統) ② BC 1世紀;天皇家一族(エフライム族)(D系統) ③ AD 5世紀;倭の五王時代に中国・朝鮮系、製鉄技術、鉄製農具、灌漑・土木(O系統) ④ AD 4~6世紀;技術者集団→大和朝廷を強める 秦氏(=ユダヤ系・マナセ族)等が散発的に渡来し、原始キリスト教、養蚕・機織・銅の鋳造・清酒・雅楽などの日本らしい文化を伝えた(D系統、O系統) ⑤AD 7世紀後半:百済・高句麗等からの大量の亡命者、儒教・仏教・仏像伝来(O系統)
上記の事態・事件を考慮すれば、日本人のY染色体DNA構成において、D系統(34%)・O2b1系統(18%)が縄文由来であり、C系統(9%:モンゴルに高い頻度で現れる)・O系統(27%)・ O2a系統(1%)は上記の中国大陸・朝鮮半島動乱などで渡来してきた人々由来のものと思われ、トータルでは、約52%がほぼ縄文由来と推定できるが、約48%は渡来系もしくは不明(縄文由来かもしれない)といった結論が正しいと思われる。
(3)「古代北イスラエル国王家エフライム族が渡来して古代天皇家になった証拠」
①旧約聖書と日本神話の類似性 ②キルギス人の伝説(マナス叙事詩)
③神武天皇の和風諡号はエフライム族出自の証明 ; 神武天皇の和風諡号「神日本磐余彦天皇(カム・ヤマト・イワレ・ビコ・スメラ・ミコト)」は、ユダヤ人研究家ヨセフ・アイデルバーク氏によると、これはヘブル・アラム語で「カム・ヤマトウ・イベリ・ペコ・シュメロン・マクト」と聞こえ、これは「サマリアの王、ヤハウエ神のヘブライ民族の高尚な創設者」を意味し、サマリアは古代北イスラエル王国のことで、サマリアの王とはエフライム族の王家のことなので、初代神武天皇の古代天皇家は古代北イスラエル王国王家エフライム族出自であり、古代大和朝廷は古代北イスラエル王国再興であることを証明している。
④天皇家の王冠「イスラエルとユダの統一紋章」 ; 「日本固有文明の謎はユダヤで解ける」ノーマン・マックレオド/久保有政著では、麒麟を一角獣のユニコーンと捉え、ユニコーンが北イスラエル王国の王家の属するエフライム部族の紋章・シンボル、そして、獅子が南ユダ王国の王家の属するユダ族の紋章・シンボルであることから、この図柄の王冠を「イスラエルとユダの統一紋章」と解しました。
⑤ Y染色体DNA D2系統(YAP遺伝子)のエフライム族とマナセ族の渡来
⑥万世一系の日本天皇家は世界で最も長く続いている王家
(4)神社・風習等から見た古代日本と古代ユダヤ/古代イスラエルとのつながり(日本シティジャーナルブログ「日本とユダヤのハーモニー」より)
・第1章 伊勢神宮の謎に迫る! ・第2章 伊勢神宮の構造はイスラエルの神殿がモデル?
・第3章 三種の神器はユダヤにルーツがあるのか!
*日本;三種の神器(八咫鏡・草薙の剣・勾玉)、お神輿
*古代イスラエル :三種の神器(十戒の石版・アロンの杖・マナの壷)、契約の箱
・第4章 イスラエル10部族と皇室の謎に迫る!契約の箱 ・第5章 東の島々を求めて旅する失われたイスラエル10部族 ・第6章 「弥生ショック」の謎を解く鍵とは! ・第7章 イザヤ書に潜むイスラエル部族の行方 ・第8章 イザナギ神話の謎に潜むイスラエルとイザヤ一族の影! ! ・第9章 大和民族の魂の故郷「高天原」タガマハラの謎が今、解明される! ・第10章 スメラミコトに潜む天皇家の謎〔その1〕 ・第11章 スメラミコトに潜む天皇家の謎〔その2〕 ・第12章 神武天皇こそ大和を平定したイスラエルの偉大なリーダー! ・第13章 消えたシュメール人の行方 ・第14章 菊花紋の真相 ・第15章 シルクロードとは平安京を目指したユダヤの道しるべ!
(5)古代日本の真相
① 邪馬台国は宮崎・西都(西都原古墳群近辺)に有り。
「古代日本正史」「上代日本正史」原田常治著によれば、『魏志倭人伝』の径百余歩(直径約140 m)円墳である西都原古墳群中の男狭穂塚は邪馬台国女王卑弥呼の墓であり、男狭穂塚に隣接する九州一の前方後円墳の女狭穂塚は邪馬台国2代女王台与(神武天皇の娘の豊受姫)の墓の解説に賛同するが、恐らく卑弥呼の墓は台与が造り、台与の墓は遺言により現在の墓位置にしたのではないかと思われ、あたかも曾祖母卑弥呼の墓に寄り添うような曾孫台与の墓の配置は時代を超えて肉親の敬愛の情を感じさせる。
② 倭国と日本国は別の国
<旧唐書・倭国伝;倭国は古の倭奴国なり VS 新唐書・日本伝;日本国は倭国の別種なり>
「新唐書、日本伝」では、●日本国は倭国の別種なり。●其の国日辺に在るを以て、故に日本を以て名と為す。●或は曰く『倭国自ら其の名の雅ならざるを悪み改めて日本と為す。』 明確に両者が別国であることを示しつつ、日本国が倭国の「別種」、すなわち、倭国と何らかの関係を持ちつつも、別れた種であることを告げている。はっきり言えば、日本国は「倭人の国」であっても「倭国」ではない。つまり、大和朝廷と告げている。
③ 倭の五王は九州王朝の五王(讃・珍・済・興・武)
「失われた九州王朝」古田武彦著によれば、九州王朝末裔の松野連家「古系図」・稲員家「古系図」、高良大社の髙良山「古系図」を分析しても、邪馬壹国の卑弥呼・壱與が存在していない。つまり、邪馬壹国の卑弥呼・壱與は、九州王朝の初代・高良玉垂命神(旨)や、倭の五王(讃・珍・済・興・武)との繋がりが解明されていない。従って、倭の五王(讃・珍・済・興・武)に代表される九州王朝は存在したが、この九州王朝は邪馬壹国後裔とする古田武彦説は成立しないと思われる。
<倭(九州王朝)の五王(讃・珍・済・興・武)に対応する大和王権の天皇>
「新九州王朝=新倭国」初代王=武内宿禰=高良玉垂命神=旨、七支刀を贈られた倭王・旨(姫氏)(367-390)
⇒ 朝日豊盛命〔讃〕(391-425)東晋に使者(418)宋に朝貢し除授を賜う(421)
VS 誉田別 (応神)(390-410)→ オオサザキ(仁徳)(410-434)
⇒ 暮日豊盛命 〔珍〕 (425-438)南宋に朝貢(438)安東将軍に叙勲
VS イザホワケ(履中)(434-437)→ミツハワケ(反正)(437-439)
⇒ 物部日良仁光連〔済〕(443-460)南宋に朝貢(443)使持節都督、倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕
韓 六国諸軍事、安東大将軍に叙勲 VS ヲアサジマワクゴ(允恭)(440-459)
⇒ 日往子明連〔興〕(462-477)南宋に朝貢(462) 安東将軍に叙勲 VS アナホ(安康)(460-461)
⇒ 日男玉頼連〔武〕(478-502)南宋に上表文(478)使持節都督、倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕韓
六国諸軍事、征東将軍に叙勲 VS 雄略(461-479)→清寧(480-484)→顕宗(485-487)→仁賢
(488-498)→武烈(499-506)
④ 史実を改竄・偽作した日本書紀の編纂真相
持統天皇5(691)年8月13日条に、「其の祖等の墓記を上進らしむ」と記紀の記述と矛盾するものとして、石上神宮・大神神社の古文書、関連する豪族十六氏の系図を没収したという。 更に、元明天皇は即位した和銅元(708)年正月、「山沢に亡命して禁書を隠し持っている者は、百日以内に自首せよ。さもなくば恩赦しない」という詔勅を出している。これは藤原不比等の差金とみられ、念には念を入れて大和国時代からの王族や豪族の系譜を抹殺しようと図っている。
(6)「下田協約=不当な金銀交換比率」で騙し取られた「江戸時代の金貨」
ブログ「ねずさんのひとりごと」の2013年06月16日「明治維新と南北戦争の不都合な関係」やブログ「高原千尋の暗中模索:小栗上野介忠順の炯眼」によれば、日米和親条約「補修」の「下田協約=不当な金銀交換比率」で騙し取られた「江戸時代の金貨」が、米国の南北戦争の北軍勝利に貢献、ロシアからアラスカの現金購入、南軍が外国から調達した莫大な戦費を全額代払い、更に南北戦争の中古武器が戊辰戦争と江戸幕府崩壊、明治維新を引き起こしたことである。つまり、実質的に米国を建国し、明治維新で日本を開国したのは、「江戸時代の金貨」だったことになる。
(7)足利義満の皇位簒奪
竹下義朗ブログ「帝国電網省・歴史再考」によれば、足利義満は後円融天皇の正式な皇妃・通陽門院だけでなく、三人の寵妃までも悉く陵辱、後円融天皇の全ての后妃を犯し、その為に、後円融天皇は心身共にやつれ、36歳の若さで死んでしまいました。勿論、全ての后妃を足利義満に犯された訳ですから、後円融天皇の血を引く者はおらず、後円融天皇の系統は、その死をもって「断絶」した。足利義満は後円融天皇の皇妃・通陽門院を犯し、生まれたのが後小松天皇だった。次に、足利義満が、子の貞成親王を使って伏見宮家を乗っ取り、その子を後花園天皇として即位させたが、この血統が孝明天皇まで継続する。
┌貞成親王(後崇光院太上天皇)─(102)後花園天皇・・・
├(100)後小松天皇─(101)称光天皇
足利義満(鹿苑院太上天皇)┼義持(4代将軍)
├義嗣
└義教(6代将軍)
伏見宮家系図 註 (N3)は北朝の、(F1)等は伏見宮家の代数
(N3)崇光天皇─(F1)伏見宮栄仁親王┬(F2)治仁王
├僧(法親王)- 僧(法親王)- 僧(法親王)
└(F3)後崇光院(貞成親王)┬(102)後花園天皇
└(F4)貞常親王・・・
北朝は後円融天皇の系統も、伏見宮家も、全て、足利義満によって滅ぼされたのです。それ以後の「北朝」系は、足利義満の血を引く者が継承し、天皇家は足利王朝となった。ところで足利義満は第56代清和天皇末裔の足利尊氏の孫なので、仮説の第3王朝の足利王朝は、仮説の第2王朝である古代イスラエル統一王国(ソロモン王・ダビデ王)Y染色体DNAの百済系末裔でもある。
<参考;「万世一系」ではない天皇家出自の推移=山中仮説>
古代から近現代までの日本歴史を俯瞰すると、天皇家の男系男子皇統継承は初代神武天皇即位以降に、傍系の武内宿禰の皇位簒奪、「大化の改新」での百済系王族の皇統簒奪、南北朝統一後の足利義満の皇位簒奪、明治維新での明治天皇すり替え皇統簒奪などの歴史上の大きな影響を受けており、Y染色体DNA 所謂 男系男子継承の観点から、「万世一系」ではない天皇家出自の推移=山中仮説を提案する。
●第1王朝(倭人王朝;古代北イスラエル国王家エフライム族Y染色体DNAの倭人系末裔)
;神武天皇~~孝元天皇~(武内宿禰)→応神天皇~~継体天皇~~推古天皇
●第2王朝 [百済王朝;古代イスラエル統一王国(ソロモン王・ダビデ王)Y染色体DNAの百済系末裔]
;(舒明天皇;百済・武王)~天智天皇(百済系)~桓武天皇(百済系)~~~後亀山天皇
●第3王朝 [足利王朝;古代イスラエル統一王国(ソロモン王・ダビデ王)Y染色体DNAの百済系末裔]
; 足利義満(第56代清和天皇末裔で足利尊氏孫;鹿苑院太上天皇)→伏見宮貞成親王(後崇光院太上天皇)→後花園天皇~~~孝明天皇
●第4王朝(大室王朝または毛利王朝?)
明治天皇(大室寅之祐;後醍醐天皇第11番目の皇子満良親王の末裔ではなく地家作蔵の子で、幕末に伊藤博文が隊長の長州力士隊の一人)→大正天皇(子種なし)→昭和天皇(長州藩毛利家から西園寺家へ婿養子の西園寺八郎の子、又は明治天皇の子)→今上天皇→
2023年1月25日に日本でレビュー済み
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古代史から幕末まで楽しく読ませていただきました。神話から有史の初めまで、もやもや感があります。
明確でない部分は近隣諸国の遺跡や古文書でも類推は難しいと思います。いわゆる神話の上での怪獣は
天変地異というとらえ方でよいと思います。後貴族から武家社会への移行期でも貴族の目減り具合も
興味があります。著書では触れてませんが、そこのところはもっと掘り下げてほしかったです。
逸話は充実してました。徳川家茂の話がよかったです。
明確でない部分は近隣諸国の遺跡や古文書でも類推は難しいと思います。いわゆる神話の上での怪獣は
天変地異というとらえ方でよいと思います。後貴族から武家社会への移行期でも貴族の目減り具合も
興味があります。著書では触れてませんが、そこのところはもっと掘り下げてほしかったです。
逸話は充実してました。徳川家茂の話がよかったです。
2023年3月4日に日本でレビュー済み
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この壮大かつ痛快な日本史をこの値段で読める!
こんな幸せなことはありません
内容に100%賛同できるか否かは別にして歴史はこのように捉えることもでき、また、教科書やマスコミが伝えることが必ずしも真実とは限らないということがわかります
こんな幸せなことはありません
内容に100%賛同できるか否かは別にして歴史はこのように捉えることもでき、また、教科書やマスコミが伝えることが必ずしも真実とは限らないということがわかります