
がん‐4000年の歴史(上)
Audible版
– 完全版
※本タイトルは12時間を超えるため、パートごとに分割してダウンロードすることができます。
紀元前から現代まで人々を苦しめてきた病「がん」。古代エジプトの医師は「治療法はない」と述べ、一九世紀の外科医は「あらゆる病の皇帝」と怖れた。患者、医師たちの苦闘を通してこの病魔の真の姿を明らかにし、ピュリッツァー賞ほか各賞を総なめにした傑作。『病の皇帝「がん」に挑む』改題。解説/仲野徹
©2010 Siddhartha Mukherjee (P)2022 Audible, Inc.
- 再生時間16 時間 52 分
- 配信日(Audible)2023/3/17
- 言語日本語
- ASINB0BNLXHNG1
- バージョン完全版
- フォマットオーディオブック

Audible会員プラン 無料体験
¥0¥0
Audible会員プラン 無料体験
¥0¥0
- Audible会員は対象作品が聴き放題
- 12万以上の対象作品が聴き放題に
- 無料体験後は月額 ¥1,500¥1,500 。いつでも退会できます
Audibleが販売・配信します。
AudibleはAmazonの関連会社です。
AudibleはAmazonの関連会社です。
単品購入する
¥4,000¥4,000
単品購入する
¥4,000¥4,000
ボタンを押すと注文が確定し、 Audibleの利用規約 に同意し、お客様が指定されたクレジットカードまたは登録されているその他のカードに対して請求されることに同意をしたものとみなされます。支払方法及び返品等については上記リンクよりご確認いただけます。プライバシー規約は こちら からご確認いただけます。
Audibleが販売・配信します。
AudibleはAmazonの関連会社です。
AudibleはAmazonの関連会社です。
このタイトルをチェックした人はこんなタイトルもチェックしています
ページ 1 / 1最初に戻るページ 1 / 1
登録情報
再生時間 | 16 時間 52 分 |
---|---|
著者 | シッダールタ・ムカジー |
ナレーター | 野口晃 |
配信日(Audible.co.jp) | 2023/3/17 |
制作 | Audible Studios |
フォマット | オーディオブック |
バージョン | 完全版 |
言語 | 日本語 |
ASIN | B0BNLXHNG1 |
ナレーションのアクセント | Standard Japanese |
Amazon 売れ筋ランキング | - 16,457位Audibleブック・オリジナル (Audibleブック・オリジナルの売れ筋ランキングを見る) - 14位がん - 5,208位生活情報 (本) - 17,145位美容・ダイエット (本) |
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
4.1/5
49 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
過去から現代まで、がんに挑んだ人々の悪戦苦闘を
中立かつ淡々と綴っています
きちんとした科学的根拠に基づいており、日本の某氏の
「がんと闘うな」論調とは一線を画す、極めて誠実な内容
です
乳がんの拡大根治手術が必ずしも有効でなかったことや、
分子標的薬を含む抗がん剤の作用機序など、専門的且つ
分かりやすく記載しており、がんと闘っている方にも大いに
参考になると思われます
いたずらに現代医学を一方的に貶すのではなく、本書のように
正面から事実を詳らかにすることを、医療関係者へ強く望みます
中立かつ淡々と綴っています
きちんとした科学的根拠に基づいており、日本の某氏の
「がんと闘うな」論調とは一線を画す、極めて誠実な内容
です
乳がんの拡大根治手術が必ずしも有効でなかったことや、
分子標的薬を含む抗がん剤の作用機序など、専門的且つ
分かりやすく記載しており、がんと闘っている方にも大いに
参考になると思われます
いたずらに現代医学を一方的に貶すのではなく、本書のように
正面から事実を詳らかにすることを、医療関係者へ強く望みます
VINEメンバー
Amazonで購入
著者が本書を執筆した動機は患者からの質問だったそうです。
しかし、腎臓癌と前立腺癌ですでに4つの臓器を失った私としては堪える内容です。
下巻で少しは希望が見えてほしいというところが本音です。
先端医療を受ける際、医師から「後に続く人のためになります。」と言われましたが、苦笑いです。
全ての歴史に言えることですが、多くの犠牲の上に今日のがん医療があり、私がいま生きているのだなと思いました。
いろいろな動機でがん医療に携わる医師。
単純に生きたいから治療を受ける患者。
ガンしか見えない医師。
下巻には生と死の間を見る医師が登場するかな。
癌になる前に読んだ方がいい本だと思います。
しかし、腎臓癌と前立腺癌ですでに4つの臓器を失った私としては堪える内容です。
下巻で少しは希望が見えてほしいというところが本音です。
先端医療を受ける際、医師から「後に続く人のためになります。」と言われましたが、苦笑いです。
全ての歴史に言えることですが、多くの犠牲の上に今日のがん医療があり、私がいま生きているのだなと思いました。
いろいろな動機でがん医療に携わる医師。
単純に生きたいから治療を受ける患者。
ガンしか見えない医師。
下巻には生と死の間を見る医師が登場するかな。
癌になる前に読んだ方がいい本だと思います。
2016年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上下巻で約800ページもあり、正直読むだけでも大変だが ピューリッツァー賞を取っただけあって構成と中身の充実度では飽きさせない。
一方で研究しながら腫瘍医をしてる筆者が、5年も掛けて書く執念には敬服させられるし、この様な本を書いてくれることに感謝と尊敬の念を抱く。
個人的にガン関係の本に異常に興味をかき立てられるし、相当な数を読んできたが、早い話この本を読めば十分ではないかと思わされる内容の充実ぶりなので、お勧めではあるが中身はそれなりに難しい。
筆者は腫瘍医なので化学療法(抗ガン剤)の話しと歴史が主体であるが、まず圧倒されるのが化学療法の死屍累々の歴史であり、はっきりそうだとは書いてないが、現在のガン治療が、助からなかった多くの命の上に積み重ねた経験則の様なものだということがはっきり理解できる。化学療法とはなんと凄惨な歴史なのかと慄然とするが、ガンを殺すか患者を殺すギリギリの攻防は、患者の生に対する飽くなき執着と力尽くでもなんとか突破口を見つけようとする西欧人特有の異常なまでのバイタリティを見せつけられる。
日本の医学界のガン治療の貢献度は高くないと聞くが、それはもう民族性の違いというか、そんな恐ろしい治療を考えつけないし実行も出来ないという部分で当然だと感じる。
遺伝子解析の技術の進歩と共にガンのメカニズムとその治療薬開発が始まったのはここ2~30年ほどのことで、有効な治療薬の開発はまだ緒についたばかりだと言うことも理解できる、又ガンの遺伝子的多様性からウイルスに対するワクチンのような圧倒的効果をもった薬剤が開発される見込みが薄いと同時に、出来た新薬にも耐性を獲得するガンの変化の早さに、この戦いが終わりの無いものだという筆者の言葉には非情ではあるが説得力を感じた。
全般を通して、現在のガンへの医学的理解、その治療レベルとはこういった状況であるし、ある種の劇的に効く抗ガン剤も開発されてきた、しかし多くの患者は戦いむなしく消え去っていくのだという部分で、また医療に対する過剰な期待はもってはならないということを理解する上では、読んでおくべき一冊かと思う。
最後に、書内では多くを語られない生還出来なかった患者のことをふと考えてしまう
一方で研究しながら腫瘍医をしてる筆者が、5年も掛けて書く執念には敬服させられるし、この様な本を書いてくれることに感謝と尊敬の念を抱く。
個人的にガン関係の本に異常に興味をかき立てられるし、相当な数を読んできたが、早い話この本を読めば十分ではないかと思わされる内容の充実ぶりなので、お勧めではあるが中身はそれなりに難しい。
筆者は腫瘍医なので化学療法(抗ガン剤)の話しと歴史が主体であるが、まず圧倒されるのが化学療法の死屍累々の歴史であり、はっきりそうだとは書いてないが、現在のガン治療が、助からなかった多くの命の上に積み重ねた経験則の様なものだということがはっきり理解できる。化学療法とはなんと凄惨な歴史なのかと慄然とするが、ガンを殺すか患者を殺すギリギリの攻防は、患者の生に対する飽くなき執着と力尽くでもなんとか突破口を見つけようとする西欧人特有の異常なまでのバイタリティを見せつけられる。
日本の医学界のガン治療の貢献度は高くないと聞くが、それはもう民族性の違いというか、そんな恐ろしい治療を考えつけないし実行も出来ないという部分で当然だと感じる。
遺伝子解析の技術の進歩と共にガンのメカニズムとその治療薬開発が始まったのはここ2~30年ほどのことで、有効な治療薬の開発はまだ緒についたばかりだと言うことも理解できる、又ガンの遺伝子的多様性からウイルスに対するワクチンのような圧倒的効果をもった薬剤が開発される見込みが薄いと同時に、出来た新薬にも耐性を獲得するガンの変化の早さに、この戦いが終わりの無いものだという筆者の言葉には非情ではあるが説得力を感じた。
全般を通して、現在のガンへの医学的理解、その治療レベルとはこういった状況であるし、ある種の劇的に効く抗ガン剤も開発されてきた、しかし多くの患者は戦いむなしく消え去っていくのだという部分で、また医療に対する過剰な期待はもってはならないということを理解する上では、読んでおくべき一冊かと思う。
最後に、書内では多くを語られない生還出来なかった患者のことをふと考えてしまう
2019年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
白血病になったこともあり、がんの歴史について知りたいと思い、買いました。自分の治療は今までの多くの人々の経験の上に成り立っていたのだと強く感じます。多くの患者、その家族、がんの治療に取り組んだ医療関係者、がん研究にお金を投じるキャンペーンを行った人々、人類とともに存在し続けたがんに関わる多くの人々の歩いてきた道の先に自分がいると感じました。
各章、各部ごとに分かりやすく書かれているので読みやすくおすすめです。
各章、各部ごとに分かりやすく書かれているので読みやすくおすすめです。